多数の瓦屋根に被害があったと報道された,鶴岡市小岩川地区の被害調査を行った
本地区には強震観測点は設置されていない. そのため,調査は小岩川地区の概ね中心にある小岩川自治公民館(写真1枚目)から半径200m円内を対象とした
建物分布図を以下に示す. 以降の周辺の様子において,写真の右には分布図中に記載した写真番号を記しており,番号をクリックすると本分布図が表示される
範囲の中心とした小岩川自治公民館↓
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範囲の東にはJR羽越本線が通っている↓
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建物が集中している集落の遠景↓
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集落の遠景パノラマ写真(クリックで表示)
周辺の様子↓
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瓦屋根に被害を受けた建物が多数見られた↓
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範囲内には134棟の建物(うち木造建物131棟)があったが,大きな被害を受けた建物は見られなかった. 瓦屋根木造建物は128棟あり,そのうち60棟が瓦屋根に被害を受けており,瓦被害率は46.9%となった